「家の外観をきれいにしたい」「駐車場を整備したい」「庭をバリアフリー化したい」
外構・エクステリアのリフォームを検討する際、どうしても気になるのが費用の問題ではないでしょうか。
実は、外構リフォームには国や自治体から出る補助金・助成金が使えるケースがあります。これらを上手く活用することで、工事費用を数十万円単位で節約できることも珍しくありません。
この記事では、外構リフォームで使える最新の補助金制度や、介護保険の活用法、減税措置について分かりやすく解説します。

- 外構リフォームの補助金は「バリアフリー」「安全対策」「省エネ・緑化」の3種類がメイン
- ブロック塀の撤去やバリアフリー化は補助金が出やすい
- 国の制度だけでなく、自治体独自の制度も要チェック
- 必ず「工事契約・着工前」の申請が必要
外構リフォームで使える補助金の種類とは?
外構・エクステリアのリフォームで利用できる補助金は、大きく分けて以下の3つの目的別に分類されます。
1. バリアフリー化(介護保険など)
2. 安全対策(ブロック塀の撤去など)
3. 省エネ・環境対策(緑化、透水性舗装など)
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
1. 介護保険による「住宅改修費」の支給
要支援・要介護認定を受けている家族がいる場合、介護保険制度を利用して外構のバリアフリー工事を行うことができます。これは最も利用実績が多く、使いやすい制度の一つです。
対象となる主な工事:
- 玄関アプローチへの手すりの設置
- 段差の解消(スロープの設置など)
- 滑りにくい床材への変更(通路の舗装材変更)
- 引き戸等への扉の取り替え(門扉の変更)
- 支給限度額: 対象工事費20万円まで
- 支給額: 工事費の7〜9割(所得による)
- 例:1割負担の方が20万円の工事をした場合、18万円が戻ってきます。
- 条件: 要支援・要介護認定を受けていること、ケアマネジャー等による理由書が必要
2. 危険なブロック塀等の撤去・改修補助金
地震による倒壊事故を防ぐため、多くの自治体が「ブロック塀の撤去」や「フェンスへの新設」に対して補助金を出しています。
特に、通学路に面している場合や、高さがある古い塀の場合は対象になりやすい傾向があります。
対象となる主な工事:
- 一定の高さを超えるブロック塀の撤去
- 撤去後の軽量フェンスや生垣の設置
補助金額の目安:
自治体によりますが、撤去費用の1/2〜2/3程度(上限10万〜20万円程度)が一般的です。
3. 緑化・環境対策に関する助成金
ヒートアイランド現象の緩和や景観向上のため、庭の緑化に対して助成を行う自治体もあります。
対象となる主な工事:
- 生垣の設置(苗木の購入費や植栽費)
- 屋上緑化・壁面緑化
- 駐車場への透水性舗装の導入
- 雨水貯留タンクの設置
4. 国の大型補助金(子育てエコホーム支援事業など)
2024年現在、国が主導する大型のリフォーム補助金キャンペーン(住宅省エネ2024キャンペーン等)が実施されています。
これらは主に「住宅内部の省エネ(窓・断熱)」がメインですが、「宅配ボックスの設置」などが子育て世帯向けの補助対象に含まれる場合があります。
また、窓の断熱リフォーム(内窓設置や外窓交換)は外構工事と同時に行うことも多いため、合わせて検討するのがおすすめです。
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外構リフォームで補助金を受け取るための4つのステップ
補助金は「工事が終わってから請求する」ものではありません。ほとんどの制度で事前の申請が必須です。手順を間違えると1円も受け取れなくなってしまうため、以下の流れを必ず守ってください。
STEP1:制度の確認と業者選び
まず、お住まいの自治体でどのような補助金があるかを確認します。自治体のホームページで「〇〇市 ブロック塀 補助金」「〇〇市 住宅改修 助成」などで検索してみましょう。
並行して、外構リフォーム業者を探します。
STEP2:見積もり・プラン作成
業者に現地調査を依頼し、見積もりと図面を作成してもらいます。
この際、「補助金を利用したい」と必ず伝えてください。 補助金申請用の写真撮影や、指定の書式での見積もりが必要になることがあるためです。
STEP3:交付申請(着工前)
自治体や事務局へ申請書類を提出します。
審査が通り、「交付決定通知書」が届くまで工事を始めてはいけません。

STEP4:工事実施・完了報告
交付決定後に工事を開始します。工事中や工事完了後の写真を撮影し、工事費用の支払い後に「完了報告書」を提出します。
審査を経て、指定の口座に補助金が振り込まれます。
補助金以外も!外構リフォームで使える「減税制度」
補助金(現金の給付)だけでなく、確定申告を行うことで税金が安くなる「減税制度」も存在します。
1. 投資型減税(所得税の控除)
バリアフリー改修や省エネ改修を行った場合、標準的な工事費用の10%相当額が、その年の所得税から控除されます。ローンを利用せず、自己資金で工事を行う場合でも利用可能です。
2. ローン型減税
返済期間5年以上のリフォームローンを利用する場合、年末ローン残高の一定割合が所得税から控除されます。
3. 固定資産税の減額
バリアフリー、省エネ、耐震などの要件を満たすリフォームを行った場合、翌年度の家屋にかかる固定資産税が3分の1〜3分の2程度減額される制度です。
※工事完了後、3ヶ月以内に市区町村への申告が必要です。
外構リフォームの補助金に関するよくある質問
Q. DIYで外構工事をする場合も補助金は出ますか?
A. 基本的には対象外です。
ほとんどの補助金制度は、登録された施工業者が工事を行うことを条件としています。材料費のみの補助が出るケースは極めて稀です。
Q. 予算がなくなったら終了って本当ですか?
A. 本当です。
国の補助金も自治体の助成金も、年度ごとの予算が決まっています。「先着順」で受け付けられ、予算上限に達した時点で申請受付が早期終了することが多々あります。検討中の方は、年度初め(4月〜)やキャンペーン開始直後に動くのが鉄則です。
まとめ:外構リフォームは補助金活用でお得に実現しよう
外構・エクステリアのリフォームには、以下のような補助金や優遇制度が使える可能性があります。
- 介護保険: 手すりやスロープなどのバリアフリー工事
- 自治体の補助金: ブロック塀撤去、生垣設置、雨水タンクなど
- 国の補助金: 省エネ関連、宅配ボックス設置など
- 減税措置: 所得税や固定資産税の軽減
使える制度は、お住まいの地域や工事内容、家族構成によって異なります。
まずは「自分のやりたい工事が対象になるか?」を知るために、補助金制度に詳しい地元の専門業者に相談してみるのが一番の近道です。
プロのアドバイスを受けながら、賢くお得に理想の外構を手に入れましょう。
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